野生インコ写真家・岡本勇太ブログ始めました~自己紹介

2019年2月27日自己紹介

野生のインコ写真を撮影している岡本勇太と申します。2019年を迎え、新しいことにチャレンジしたいと考え、ブログをスタートすることにしました。私のことをご存知ない方も多くいらっしゃいますので、初めての記事で自己紹介をしたいと思います。

 

インコとの出会い、野生への興味

高校生の時、オカメインコのコンピーを飼い始め、たくさんの飼育書を読みました。彼女と生活を共にするうちに、おっとりしていてマイペースなオカメインコが野生ではどのように暮らしているか、野生のオウム・インコたちがどのような環境で生き、何を食べ、どういった生態をしているのかを知ることは日本では知る機会は少なく、だったら自分で見てみたい!それがオーストラリアに足を運んだきっかけでした。

岡本勇太の飼い鳥オカメインコのコンピー

 

オーストラリアで人生が変わる体験

2009年にオーストラリア在住のネイチャーガイド、太田祐さんと松井淳さんに連れられて見た大空を埋め尽くす6000羽のセキセイインコと数十羽のオカメインコ群れ。その壮絶な光景に魅了され、私の人生を大きく変えました。

オーストラリアで撮影した野生のセキセイインコの群れ

数回のオーストラリア滞在の後、野生のインコが暮らす環境を長い時間をかけて見てみたい!と思い、仕事や全てを投げうって、ワーキングホリデー制度を利用し、オーストラリアで働きながら野生のインコを撮影する生活を約3年間送りました。

 

野生のインコたちの魅力

どこまでも地平線が続き、数年間雨が降らないことも多く、ブッシュファイヤーも発生するこの過酷な大地で、美しく躍動するオカメインコとセキセイインコの姿は、飼育下で見せる可愛らしく甘えん坊の姿とはかけ離れていました。

2009年に初めて撮影した野生のオカメインコの写真

カゴの中で飼われている可愛いだけの存在ではなく、野生動物として逞しく生きる姿を実際に見て、世界観が大きく変わりました。インコたちは飼い鳥として高い人気を誇り、普及しているにもかかわらず、どのような暮らしをしているのか、わかっていないことや研究が進んでいないことがたくさんあります。当ブログが多くの人に野生のインコに興味を持つきっかけになるよう頑張ります。

このブログでは、野生のインコ、飼い鳥の撮影技術、カメラの話題、人生観なども語れればと思います。ぜひ、これからもよろしくお願いします。